幼い頃から人と話すことが苦手で、営業として社会人をスタートした最初の数年は、電話に出ることさえできませんでした。取引先に向かう足が、何度も止まりました。
そんな中、学生時代のバスケットボールで経験した『ゾーン』という感覚——余計な力が抜けて、自然に体が動く状態——を、仕事や日常にも持ち込めないかと、心理学や瞑想の探求を始めたのが、今につながる出発点です。
その後、上司との軋轢やチームの崩壊寸前という状況で、鬱の一歩手前まで追い込まれた時期があります。そこで心理学の実践を通じて、自分の中にあった葛藤と向き合い、統合していく体験をしました。
その先で、20人以上のメンバーを率いる立場になり、大型案件の獲得にも関わりました。さらに営業畑からITシステムの企画責任者に抜擢され、ビジネス側と技術者側という、まったく違う言葉を話す人たちの間に立つことにもなりました。
対立するように見えるものの間に橋をかけ、統合していく。これが、私自身のキャリアを通して繰り返し起きてきたことです。
フューチャーマッピング、ストレスクリアコーチング、メタ心理学。これらの認知科学的なアプローチを、自分自身の経験と重ねながら、コーチングという形に育ててきました。
ロジックを組み立てる前に、まずあなた自身がまだ気づいていない力に光を当てること。頭と体の間にある小さな葛藤を、丁寧にほどいていくこと。そこから、あなたにしかできない現実の動かし方が見えてきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。